東山田郷土資料館と道中坂上遺跡

 東山田郷土資料館は、横浜市都筑区東山田の名主の子孫である栗原満直さんが、個人で運営している資料館で、近在の農家で使われていた農具や民具の他、資料館の周辺から採取した土器や石器など、5000点に及ぶ資料が保管されています。
 考古資料は資料館の立地がちょうど道中坂上遺跡の範囲内にあり、館内に竪穴住居内の石囲炉がそのまま保存されているなど、見応えが有ります。土器などの資料もほっておいたら宅地造成で失われる運命にあったものを、栗原さんが情熱を注いで集め、復元したものです。


戻る