長尾台遺跡(多摩区長尾)


 これだけ雄大に東京の風景が眺められる場所も少ないと思わせるような、眺めの良い丘の端にこの遺跡はあります。縄文、弥生、古墳時代にまたがる複合遺跡で、縄文の遺構としては、前期に属する方形プランの住居跡一軒。炉として利用されたであろう関山式土器が中央に埋められていました。またここからは、珍しいスプーン型土製品が見つかっているとのこと。
 遺跡の中心部は未発掘のまま、遺跡公園として保存されています。

長尾台遺跡近くから見た東京方面の風景

戻る