この神秘的な地名を冠した遺跡は通称井田山と呼ばれる台地の上にあります。神庭は古くからこの地に伝わる字名。同じ台地上にある高津区蟹ヶ谷の地名はこの神庭からきたとの意見もあります。発掘された住居跡の数は縄文時代40軒、弥生時代90軒、古墳時代40軒、という大遺跡。縄文時代の住居跡は全て中期の加曽利E式期のものです。中心部は現在県立の養護学校やリハビリセンターになっています。
 今でも周辺部の土手の縁などで、石鏃や黒曜石のかけらを見つけることがあります。
 

戻る


神庭(かにわ)遺跡(中原区井田)