大熊仲町遺跡(横浜市都筑区仲町台)


 縄文早期、中期の集落跡でとくに中期の勝坂式期から加曽利E式期にかけては300軒近い住居祉が発見された、港北ニュータウン地域を代表する巨大集落。谷戸を一つ挟んで南に折本貝塚。北東に神隠丸山遺跡と、丘ごとに貝塚や村址が連なっています。港北ニュータウン周辺部にはまだ手つかずの山林や未調査の畑地が今でも山のようにあります。未知の巨大遺跡が存在する可能性は今でも大いにありますが、自然保護、農地保全の面からもすべての遺跡が白日の下にさらされるということは必ずしも喜ばしいことではありません。

現在は大部分が宅地。畑地も土地改良がなされ、遺跡の痕跡はありません。


 町の公園にも何もないので、せめて遺跡があったことを示す、説明板ぐらいは欲しいと思うのですが。

 大熊川に沿った丘の上に縄文の
集落がありました。

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