大境洞窟住居跡(富山県氷見市)

真脇遺跡から桜町遺跡へ向かう途中で、そうとは知らずたまたま寄った場所が日本で最初に調査された洞窟遺跡でした。遺物包含層は6層に区分けされ、最下層の第6層は縄文中期から後期にかけて。第5層には縄文晩期から弥生時代の遺物が出土。大正時代に調査され、縄文時代と弥生時代の層位に時間差があることを決定づけました。氷見市立博物館にはここのジオラマが展示されているとか。時として、こうした意外な発見に出会えるのも遺跡見物旅行の醍醐味のひとつです。

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