般若心経を覚えたぞ!

目、耳、口、手をつかって脳にインプットした。

2、暗記できた


(1)暗記する方法を考える
 暗記作業の方策(1)として、経文を幾つかの部分に分割して暗記することにした。例えばこれら部分を、ブロックA、ブロックB、ブロックC、… とする。ブロックAをパーフェクトに暗記したならば、つぎに進むのであるが、その場合、ブロックBではなく、ブロックA プラス ブロックBとする。 ブロックA+Bをパーフェクトに暗記しならば、ブロックA+B プラス ブロックCを暗記する。このようにして最後のブロックに到達した時、 全経文を暗記したことになる。
 方策(2)として、ブロックの経文を目、手、耳、口等、暗記に関係ある器官を総動員して暗記することにした。 先ず暗記の対象となるブロックの経文を目と手と筆記具を使い、何度も、何度も繰り返し紙に書く。 つぎに対象のブロックの部分の読経を耳で聞く。それが終わると自分の口で対象のブロックの部分を唱える。

(2)一か月かけて覚えた
 方策(1)にしたがって経文をつぎのように6つのブロックに分けた。

A:観自在菩薩…亦復如是 52字
B:舎利子…無色聲香味觸法 45字
C:無眼界乃至…無智亦無得 37字
D:以無所得故…究竟涅槃 41字
E:三世諸佛…是無等等呪 47字
F:能除一切苦…菩提薩婆訶 40字

 2012年1月19日、暗記を開始した。
 方策(2)にしたがって、目、手、耳、口等、暗記に関係ある器官を総動員して、脳の中のメモリーにインプットした。 当初、経文を書いた紙は屑かごに捨てていた。A+B+C+Dまで到達した時である。紙に書かれた文字数が増えてきて、尊いお経の形になってきた。 書き終わった紙を破って捨てることができなくなった。そこで末尾に、その日の年月日と書き終わった時刻をメモして保管した。そのメモによると、 パーフェクトに暗記した日にちは、

ブロックDまで 2月13日;ブロックEまで 2月17日;最後のブロックFまで 2月18日。

ちょうど一か月であった。

 

目 次
蛇 足

 昔々、心理学という課目の授業を受けた。暗記(記憶であったかもしれない)というテーマで講義があった。

 暗記の仕方には、高等な暗記の仕方と下等な暗記の仕方があるとのことである。

 最も高等な暗記の仕方は目を使い、黙読して覚える方法である。

 つぎの暗記の仕方は動作で覚える方法である。手で書く方法がこれにあたる。

 下等なのは声を出して読み、その音を耳で聞いて覚える方法である。

 この度「般若心経」を暗記するに当たっては、昔の講義を思い出し、これら方法のすべてを適用することにした。