ZEPHYRの歩み(笑)
汗と涙の改造記録


91.08.09.
○和自動車で購入。

ところが○和自動車には購入後行ったことはありません。
改造車はお断りしますだって(笑)

納車直後。型式はZR400C3である。この写真を撮った直後マフラー交換(笑)


91.08.09. KERKER取り付け。

納車される前から個人売買で手に入れてました(笑)
たしかGPz600用って書いてあったような・・・。
でも無事に取り付け完了。さすがカワサキ(笑)

この頃は自分で出来ることをやっていました。
リアサスはワークスパフォーマンスを付けてた。
ハンドル換えたりブリパイ付けたり・・・。
改造する楽しさを知りました。
FキャリパーはNC30用を付けてました。
さすがに素人にキャリパーサポートは作れなかったです。
サポートは昔、本牧にあった某店で作ってもらったなぁ。
あの頃はあの店もいい雰囲気だったなぁ。

まだFキャリパーはノーマル。まだまだノーマルに毛が生えた程度の改造ですね。


93.08.02. 初の車検。同時にTM32(キャブ)取り付け。

車両購入直後からよくモリヤマエンジニアリングに通ってました。
車検のついでに取り付けしてもらいましたが、今考えてみるとTM32
が400ccでまともにセッティングが出るわけがなく、のちのちのエン
ジン改造につながったような気が・・・・。社長の策略?(爆)
オイルクーラーも交換。ステダンも付いた。キャリパーも。あとマフラー出口も変わってるね。


94.04.29 KERKERカチ上げ加工。

当時カチ上げが流行してました。私も当然のように加工!
この頃から難しい作業はすべてモリヤマエンジニアリングで行う。
マフラーのエンブレムはメガホン用の物を装着した。
MACTOOLのステッカーがクラッチカバーに貼ってある。
これも当時流行ったんだよなぁ(笑)

そういえばこの写真は某MB誌P-ZONEに載ったんだよな。


95.09.05. 車検。足周り(倒立化)改造オーダー。

またもや車検と同時の作業(笑)
後期型ZXR400のフォークが手に入ったので決断。
同時にリアホイールもZXR400用に。
リアサスもオーリンズにする。当時フルアジャスタブルが出たばかり
でした。迷わず決める(笑)


95.11.19. 倒立取り付け完了。

ZXRのFフェンダーがZEPには似合わなかったため無理を言ってZE
Pのフェンダーを取り付けてもらう。これがばっちりでした!
この時の仕様は今でも結構気に入っている。カッコイイよね。

この頃創刊した某KBM創刊号に載ったんだよな。そういえば。


96.08. オールペン完成。

板金塗装屋の友人に無理言ってお願いする。
オーダーしたのは緑色でってことだけ。でもライムグリーンはダメっ
てお願いした。お約束すぎてね。
で、友人は仕事の合間にコツコツ仕上げてくれました。
デザインも友人がしてくれた。
使用した色はBMWの車用塗料がメインの緑。
青い部分にはパールを吹いてくれたりで、手間掛かってます。
かなり気に入ってます。H田君。ありがとう。

ついでにビキニカウルも付けた。NプロジェクトのブラスターU



この頃はよく峠に行ってました。
足のセッティングも出るようになり、とても楽しく走れた頃です。
下りではかなりいい感じのペースで流せるようになった。
ただ・・・。登りではどうにもパワーがない。苦痛でした。
そして・・・・。


97.08.25. 車検。エンジンをボアアップ。

またまた車検と同時(笑)ついに禁断のエンジンに手が入る。
オーダーは中低速アップ。峠では立ち上がり加速が重要なのです。
550クランクとヨシムラピストンで600ccになる。カムも当然ヨシム
ラST-1。それ以外にもポート加工やバルブ加工も。
マフラーはBEETのNASSERT-R NKにする。NKレース用なのです。
結果は馬力は倍増。トルクも山盛り。借金も山盛りに(爆)

この仕様は某RR誌に掲載されたなぁ。しかし前下がりだな。


97.09.09. エンジン慣らし完了。

1000kmしなければならない慣らしを15日で終了(笑)
某バイパスを1日に20往復以上してました。最高速60キロでね。
同じスタンドに1日4回行ったらさすがに聞かれたよ。「何やってる
んですか」って。そりゃそうだ。
完成後、最終セッティングすると後輪出力で68ps。すごい。


97.12.01. クラッチに異常発生。

全開に出来るようになったら判明したことがあった。
F○C製の強化クラッチが入っているのに滑るのだ。なんたることだ。
なにしても滑るのでしょうがないからバーネットに交換する。
カーボンケプラーである。ばっちり!滑らなくなった。


98.05.16. 峠で転ぶ。

速くなって調子に乗っていたらやってしまった(笑)
F周り大破。幸いなことにエンジン、フレーム、外装はほとんど無傷。
ただフォークは曲がりホイールは歪む。
原因はバンクしすぎによるエンジンの路面接触。フォークがノーマル
より短くなっているのでバンク角が不足しているのだ。
ここから「ZEP冬の時代」に突入する(笑)

フェンダーが割れ、ホイールが見事に歪んでます。エンジンにも擦った痕が。


99.04.10. 復活。

1年ぶりに復活する。F足周りが見つからなかった。特に後期型のフ
ォークは全然無かった。やむなく自宅倉庫で眠っていた前期型フォー
クで復活。
しかしそのフォークにも問題があり、あまり走れなくなった。


99.08.22. TMキャブレター壊れる。

だましだまし走っていたら突然キャブが壊れた。
しかも奥多摩で。所属チームLUC-Yの蕎麦ツーリングの時だ。
原因はキャブからのエア漏れ。しかも修理は不可能。
しばらくモリヤマエンジニアリングの倉庫で冬眠状態になって
しまう。


99.09. 車検切れ。

ついに不動車のまま車検切れになってしまった。
車検の度の改造も今回はなし。
一刻も早く直さねばならない。


00.02.23. FCR取り付け。

ようやく資金の目途が付き、FCRを装着する。
セッティングすると72ps!!
しかしまだ車検切れである。
「ZEP冬の時代」は続く・・・・。


00.04. 車検。

一応走れるようになったので、車検を取りに行く。
今回はユーザー車検で取りました。
リフレクターとシートベルト、チェーンカバーを付けました。
それだけで無事に通過!
多くは語るまい・・・・・(笑)


00.07.14. ミッションに異常発生。

走行中にエンジンから異音がした。どうもミッションが壊れたらしい。
しかもエンジンを開けなければ原因は判明しない。
資金的にもかなりきつく、またもZEPは冬眠状態に。


01.07.07. 完全復活。

新世紀を迎えた頃、修理開始を決意する。早速エンジンを開けてもら
う。すると2速から5速までのギアの歯が割れてました。パワー負け?
新品のギアを入れエンジン完成。
ついでに懸案だったFフォークを後期型ZXR400SPに交換する。
これでほぼ元通りに、いやフォーク延長までしたのでそれ以上になっ
た。
ようやく「ZEP冬の時代」は終わった。完全復活である。このまま維
持しなければね。

完全復活。極端な前下がりが解消されているのに注目。


01.07.22. 燃料系統不調

LUC-Y蕎麦ツーリングで奥多摩に向かう途中に起こりました。
タンクに半分以上ガソリンが残っていてもガス欠状態になってしまう。
現地でばらしてみたりしたのだが結局原因は判明せず。
帰宅後再度確認するとどうやらタンクキャップのようだ。
タンクキャップと念の為ガソリンコックを交換すると直りました。
どうやらカワサキ車は突然キャップの空気穴が詰まることがあるよう
です。カワサキ車の方は要注意!

奥多摩の某ギャラリーコーナーでタンクを外してチェック中(shimaさん画像頂きました)


02.04.04. 車検(継続検査)

久々に車検が切れる前に継続検査を受けた(笑)調子はかなり良い。
検査自体は相変わらずの検査で簡単でした。


02.07.07. リア周りメンテナンス

購入後11年が経過し、全体的に疲れていた。
特にリア周りの動きが悪くなっていたのでした。
フロント周りは1年前にフォーク交換した時にリフレッシュ済。
そこで今回はリア周りをメンテナンスしました。
内容はスイングアームピボットのベアリング等交換、リアハブ周りの
ベアリングやハブダンパーなど交換、リアサスのオーバーホールです。
サスのオーバーホールをお願いしたら、メインシャフトが曲がっている
ことが分かりました。許容範囲ぎりぎりの曲がりで事なきを得ました。
シャフトは当然交換しました。

で、作業後の感想は驚きました。リアってこんなに動くのかと再確認。
無理矢理曲げなくても曲がる曲がる!
それからついでに転倒の際にエンジン擦らないように、スキッドパッド
も付けました。これでサーキットも安心?
さぁ!次はどこのメンテかな!

OH時にケース左右を入れ替えて組んでくれたので傷が目立たなくなりました。


モリワキ製スキッドパッド。8耐のレーサーに付いてるのと意味は同じです。実はオイルラインぎりぎりでした。

上から見るとこのぐらい出てます。転倒時にエンジンよりこれが先に擦れます
03.06.15. サーキット走行会

前項での宣言通り、サーキット走行会に参加しました。
LUC−Yの某人と参加。
400cc以下クラス(ずる?)に参加しましたが、やはり差は大きい。
レプリカに敵うわけもなく、ゼファーらしい走りに終始しました(笑)

サーキット仕様に衣替え、ってゼッケンだけか(笑)
03.10.26. そして別れ

12年もの間、付き合いをしてきた相棒と別れるのは辛い。
ZEPにはバイクに関する全てを教えて貰った気がする。
数多くのトラブルがあったが、調子の良い状態で次のオーナーに
引き渡すことが出来たのはうれしかった。
今でも元気に走ってるといいなぁ

次のオーナーの仲間宅。なんと自動車整備工場でした!


と、いうことでZEPHYRの歩み終了!